1.健康に影響を与える腸内環境
東洋医学には腸内環境が悪化すると全身に必要なエネルギー(氣)を補うことができなくなり、疲労感、むくみ、冷えなどの不調を招くとする考え方があります。西洋医学でも腸のさまざまな働き方が解明されてきています。たとえば、免疫細胞の6割以上は小腸に存在していること、大腸にすむ腸内細菌が免疫力と大きく関係していること、心の健康と関係する神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンの多くは腸内細菌が生成していることなどがわかってきています。

2.腸内環境は善玉菌の割合で決まる
腸内環境の良し悪しは、腸に棲みついている約1,000種類、100兆個〜1,000兆個あるとされる腸内細菌によります。人に良い影響を与える善玉菌、悪い影響を与える悪玉菌、善玉菌と悪玉菌のうち優勢な方へなびいて働く日和見菌がいて、善玉菌が優勢に働いている状態が「腸内環境が整っている状態」となります。腸内環境を整えるポイントは善玉菌の割合を多く保つことです。

3.発酵食品で腸内環境を整える
善玉菌を増やすポイントは乳酸菌を摂取すること。乳酸菌は自然界に広く生息しており、さまざまな種類が植物の表面、動物の体内、食品中にいます。私たちが摂取しやすいのは発酵食品や野菜です。発酵食品には、納豆、ヨーグルト、チーズ、漬物、塩辛、味噌、酢、カツオ節などがありますが、乳酸菌を効率よく摂取するなら納豆やヨーグルト、手作りのぬか漬け、キムチがオススメ。一緒にオリゴ糖と食物繊維を摂ると乳酸菌がより働きやすくなります。ほかの発酵食品も善玉菌を増やし助けたり、免疫力を高める助けをします。腸を元気にして健康な一年をお過ごしください!