妊活をしていると、こんな気持ちになったことはありませんか?
「どうせ私には無理なんじゃないか…」
実はこの気持ち、意志が弱いわけでも、ネガティブな性格だからでもありません。
心と身体の、ある自然なメカニズムから生まれています。
感情にフタをすると、どうなるの?
たとえば、検査薬が陰性だったとき。
胸が締め付けられるような悲しさ、悔しさ、虚しさが湧いてきますよね。
でも、
「泣いてもしょうがない」 「また頑張ればいい」 「強くいなきゃ」
と、気持ちをぐっと抑えてしまうことはありませんか?
その気持ち、すごくわかります。でも実は、フタをしても感情は消えていないんです。
身体の中に、そのままじっと残り続けます。
積み重なると、心が「学習」してしまう
陰性のたびに感情にフタをしていると、潜在意識がこんなふうに学習していきます。
💭「期待すると、傷つく」 💭「また同じことが起きる」 💭「どうせ私には無理」
これは意志や気合いの問題ではありません。
心が「これ以上傷つかないように」と、自分を守ろうとしてくれているんです。
でも困ったことに、その防衛反応が
- 治療への意欲を下げたり
- 妊娠をイメージすることが怖くなったり
- 身体の緊張やストレスとして現れたり
することがあります。
大切なのは「感じ切ること」
解決策は、感情を無理になくすことではありません。
「悲しくて当然だよね」と、感情をそのまま感じてあげることです。
悲しければ泣いていい。 悔しければ悔しいと認めていい。
感情は、感じ切ると波のように来て、去っていきます。
去った感情は、身体に蓄積されません。 蓄積がなくなると、少しずつ「どうせ無理」というブロックも外れやすくなっていきます。
鍼灸との関係
鍼灸は身体に直接アプローチしますが、身体と心はつながっています。
施術を通じて身体の緊張がほぐれると、感情も一緒に動きやすくなることがあります。
施術中や後に、涙が出たり、気持ちが楽になったりするのはそのためです。
頑張りすぎてきた自分を、まずはやさしく認めてあげてくださいね。