「1人目はすぐに妊娠できたのに、2人目がなかなか妊娠できない……」
「以前は自然妊娠できたのに、どうして今回は妊娠しないの?」
このようなお悩みを抱えている方は、決して少なくありません。
実は、1人目を妊娠・出産したときと、2人目の妊活を始めた現在とでは、女性も男性も身体の状態が変化している可能性があります。
1人目を自然妊娠できたからといって、2人目も同じように妊娠できるとは限りません。
このように、1人目を妊娠・出産した後、2人目を希望してもなかなか妊娠に至らない状態は、一般的に「2人目不妊(続発性不妊)」と呼ばれます。
今回は、妊活専門の鍼灸院として多くの妊活中の方と向き合ってきた経験から、2人目不妊を考えるうえで知っておきたい3つのポイントについて解説します。
現在、2人目の妊活で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
2人目不妊の原因として考えられる3つのポイント
2人目不妊にはさまざまな原因がありますが、今回は特に確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。
① 妊娠・出産後の身体の変化と栄養状態
1つ目は、妊娠・出産後の身体の変化です。
妊娠中から出産、そして産後の授乳や育児にかけて、女性の身体には大きな変化が起こります。
特に確認しておきたいのが、鉄不足や貧血などの栄養状態です。
例えば、次のようなケースがあります。
- 出産時の出血によって鉄が不足している
- 授乳によって栄養需要が増えている
- 育児や仕事が忙しく、食事が不規則になっている
- 食事量が少なく、タンパク質や鉄などが十分に取れていない
特に鉄は、妊娠・出産を経験した女性にとって確認しておきたい栄養素の一つです。
鉄が不足すると、貧血や疲労感などにつながることがあります。
また、タンパク質は筋肉や血液、さまざまな身体の組織をつくるために必要な栄養素です。
次のような症状がある方は、一度ご自身の体調や栄養状態を振り返ってみましょう。
- 出産後から疲れやすくなった
- 以前より体力が落ちた気がする
- 育児で忙しく、食事が十分に取れていない
- 産後から体調がすっきりしない
もちろん、鉄不足やタンパク質不足が直接2人目不妊の原因になるとは限りません。
しかし、妊活を進めるうえで、お母さん自身の健康状態を確認することは大切です。
2人目の妊活では、赤ちゃんを迎える準備だけでなく、お母さん自身の身体の健康状態にも目を向けてみましょう。
② 女性の年齢による卵子の変化
2つ目は、女性の年齢です。
2人目不妊を考えるうえで、非常に重要なポイントになります。
例えば、1人目を30歳で出産し、2人目の妊活を35歳から始めた場合、1人目の妊活時とは卵子の状態が変化している可能性があります。
女性は年齢を重ねるにつれて、卵子の数が減少していきます。
また、卵子の染色体の数に異常が生じる割合も年齢とともに高くなり、妊娠率や流産率にも影響します。
そのため、
「1人目は自然妊娠できたから、2人目もすぐに妊娠できるはず」
と考えていても、実際には妊娠までに時間がかかることがあります。
ここで確認しておきたいのが、AMH(抗ミュラー管ホルモン)です。
AMHは、卵巣に残っている卵胞の数を反映する目安となる検査です。
卵巣予備能を評価する際に使われますが、AMHの数値だけで自然妊娠できるかどうかを判断することはできません。
また、年齢や月経周期、排卵の状態なども含めて総合的に確認することが大切です。
特に35歳以上で妊娠を希望している方や、月経不順などがある方は、長期間様子を見るのではなく、早めに婦人科や不妊専門クリニックに相談することをおすすめします。
1人目を妊娠したときと現在では年齢が違うということを理解し、今の卵巣や卵子の状態を確認することが大切です。
③ 男性の年齢による精子の変化
3つ目は、男性側の年齢です。
2人目不妊というと、女性側の問題に注目されることが多いですが、男性側の状態も確認する必要があります。
男性も年齢を重ねるにつれて、精子の状態に変化がみられることがあります。
例えば、
- 精液量
- 精子濃度
- 精子運動率
- 精子DNAの損傷
などです。
特に精子DNAの損傷(DNA断片化)は、男性の年齢や生活習慣、健康状態などとの関連が研究されています。
ただし、年齢による変化には個人差があり、年齢だけで精子の状態を判断することはできません。
また、精子の状態は、喫煙・飲酒・肥満・睡眠不足などの生活習慣や健康状態によっても影響を受けることがあります。
ここで大切なのは、1人目を妊娠できたときの精子の状態と、現在の精子の状態が同じとは限らないということです。
そのため、2人目の妊活では女性だけでなく、男性も一緒に検査を受けることが大切です。
まずは精液検査を受けて、精子濃度や運動率など、現在の状態を確認してみましょう。
必要に応じて、男性不妊を専門とする医療機関に相談することも選択肢になります。
2人目不妊は女性だけの問題ではありません。夫婦2人で現在の身体の状態を確認することが大切です。
2人目不妊で悩んだら、まず何をすればいい?
ここまで、2人目不妊を考えるうえで確認したい3つのポイントについてお話ししました。
では、実際に2人目の妊活がうまくいかない場合、何から始めればよいのでしょうか?
私がおすすめしたいのは、まず夫婦それぞれの現在の状態を確認することです。
例えば、次のような検査や確認があります。
女性側
- AMH検査
- ホルモン検査
- 排卵の確認
- 子宮・卵巣の超音波検査
- 必要に応じた卵管検査
男性側
- 精液検査
- 精子濃度・運動率の確認
- 必要に応じた男性不妊の専門的な検査
また、検査だけでなく、普段の食事や睡眠、運動習慣なども振り返ってみましょう。
1人目の育児をしながら2人目の妊活をするのは、想像以上に大変です。
自分のことは後回しになりがちですが、無理のない範囲で身体をいたわる時間をつくってみてください。
妊活で悩まれている方へ
千葉こうのとり鍼灸院では、
不妊専門の鍼灸師としてこれまで多くの妊活サポートを行ってきました。
体外受精を繰り返している
検査では異常なしと言われた
二人目不妊で悩んでいる
年齢的な焦りがある
妊娠は「治療回数」だけで決まるものではありません。
自律神経・血流・栄養状態など、体の土台を整えることで結果が変わるケースは数多くあります。
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一人で抱え込まず、
まずは一歩踏み出してみてください。