「太りたくないから、お米は食べません」
妊活中の方から、こういうお話を聞くことがあります。
体重が増えることを気にして、お米やパンなどの炭水化物を控えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、妊活中にお米などの炭水化物を極端に減らしてしまうことは、必ずしも良いことではありません。
妊娠を目指す身体づくりでは、体重だけでなく、必要な栄養やエネルギーをしっかり確保することも大切です。
今回は、妊活中に知っておいてほしい「お米の力」を3つご紹介します。
① お米を減らしすぎると、身体が「省エネモード」になることがある
まず1つ目は、エネルギー不足についてです。
お米などの炭水化物を極端に減らして、身体に必要なエネルギーまで不足してしまうと、身体はエネルギーを節約しようとします。
特に、体重を落とそうとして食事量そのものを減らしすぎると、女性ホルモンの分泌や排卵に影響して、月経周期が乱れることがあります。
妊活中に大切なのは、
「とにかく痩せる」ことではなく、必要なエネルギーをきちんと確保すること。
だからこそ、お米を必要以上に抜かないようにしてください。
妊活中の食事では、体重だけに注目するのではなく、毎日の食事から必要なエネルギーや栄養を摂れているかを意識してみましょう。
② お米を極端に減らすことより「血糖値が安定する食べ方」を意識する
2つ目は、血糖値についてです。
「血糖値が気になるから、お米を抜こう」
と考える方もいますが、単純にお米を減らせばいいというわけではありません。
食事量を極端に減らしたり、空腹時間が長くなったりすると、食事の内容やタイミングによっては血糖値が大きく変動することがあります。
そして、血糖値の変動やエネルギー不足などの身体的ストレスは、ストレスに関わるホルモンなどにも影響します。
だからこそ、妊活中は、
「糖質をゼロにする」のではなく、適量のお米を食べて、魚・肉・卵などのタンパク質や野菜などと一緒に食べる。
このように、食事全体のバランスを整えることが大切です。
お米だけを食べるのではなく、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を意識してみてくださいね。
③ 便秘が気になる方は、主食をお米にしてみる
そして3つ目は、便秘についてです。
妊活中に意外と多いのが、便秘のお悩みです。
パンやうどんといった小麦製品を食べると、お腹が張ったり、便通が悪くなったりするなど、身体に合わないと感じる方もいます。
そういう方は、パンや麺などの小麦製品を毎日のように食べるのではなく、主食をお米に変えてみるのも一つの方法です。
お米にはグルテンが含まれていません。
また、お米を玄米や雑穀米などにすることで、食物繊維を摂ることもできます。
ただし、便秘の原因は食事だけではありません。
水分不足、運動不足、食物繊維不足、生活リズムなど、さまざまな要因があります。
「小麦をやめれば便秘が治る」ということではありませんので、そこは注意してくださいね。
妊活中のお米は敵ではありません!大切なのは適量とバランス
今回は、妊活中に知っておいてほしいお米の力を3つご紹介しました。
- お米を減らしすぎると、身体に必要なエネルギーが不足することがある
- お米を抜くことより、血糖値が安定する食べ方を意識する
- 便秘が気になる方は、主食をお米に変えてみることも一つの方法
妊活中だからといって、
「太るから、お米を食べない」
というのはおすすめしません。
お米は、妊活の敵ではありません。
「抜く」のではなく、「適量を、バランスよく食べる」。
妊活中の食事では、ぜひこの点を意識してみてくださいね。
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